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疥癬とは、疥癬虫(ヒゼンダニ)が皮膚に寄生して起こる皮膚病のことをいいます。
疥癬の潜伏期間は約1ヶ月あり、激しいかゆみがでます。
疥癬の症状の特徴は、指の間に多発する、疥癬トンネルという線上の水疱(すいほう)や、お尻などの下腹部に多くみられる 小豆大のしこりなどがあげられます。
そのほかの症状には、体中に赤くポツポツとした発疹などがあります。
疥癬は戦後大流行した皮膚病でしたが、その後は衛生的にも環境が整ってきたこともあって疥癬の発生は減少してきました。
けれども最近、老人介護施設において集団感染や在宅介護サービスでの感染など、介護における場面での感染が問題となっております。
疥癬の主な感染経路には、患者の皮膚に接触したことによる直接感染がありますが、その他にも寝具やリネン類、医療機器や介護用品などを介した間接感染もあります。
疥癬の感染は在宅看護の場でも大きな問題となっています。
医療機関や老人介護施設などと自宅とを行き来する間に疥癬を持ち込んでしまい、介護ヘルパーや家族に疥癬が感染してしまうといったことが起こります。
疥癬の診断には顕微鏡で皮膚をみるのですが、陽性率はあまり高くはありません。
ですので、疥癬の疑いがある場合は、繰り返し検査を行う必要があります。